マンションを購入すると自分の資産になります。マンションとは資産価値のあるものです。ですから、マンションを手放す場合には売却することができます。もちろん、できるだけ高い価格で売却したいですよね。そこではマンションの魅力が重要になります。あまり魅力のないマンションの場合は価格が下がります。いっぽうで魅力の高いマンションでは価格が高いまま維持されます。一般的にマンションの設備は時代とともに陳腐化します。購入時には最新の設備であった場合でも、時間とともに設備も進化します。だから、時間が経つとマンションの設備は古くなり、魅力が低下します。購入時にどれだけ魅力的であったマンションでも新築の分譲マンションには勝てません。つまり、中古マンションとしての資産価値が下がるということになりますね。購入したときには4000万円程度を支払った場合でも、中古マンションとして売却する場合にはその半分以下の価格になることも多々あります。このような価格低下を避けるためのポイントがあります。この内容を知っておくと有利な条件でマンションを売却することができます。
マンションの資産価値を決定する重要な事項はずばりアクセス問題です。このページではマンションへの交通アクセスの面から情報を紹介します。なかなか気づかない問題ですのでしっかりと内容を確認してほしいと思います。駅から近い場所にあるマンションでは結構な高い水準で資産価値が維持されます。やはり駅からのアクセスの問題は重要ですね。毎日の通勤で電車を利用する人は多くいます。ここで駅から5分のマンションと20分のマンションがあるとしましょう。一般的にサラリーマンの1分あたりの経済的な価値は50円であるといわれています。だから、このふたつのマンションでは1日あたりで往復1500円の差が生まれます。遠いマンションのほうが毎日1500円ずつ損をします。1ヶ月で考えると40000円程度、1年にするとなんと50万円の差になります。一度購入したマンションに20年住むとすると、1000万円の差になります。マンションへのアクセスの問題がどれだけ重要な問題であるかを理解できると思います。駅までの時間で15分の差がある場合には20年で1000万円の格差になります。こうした影響がマンションの資産価値の面に及びます。だから、できるだけ駅からのアクセスがよいマンションを購入することが肝心になります。
ただ、駅から近いマンションならば何でもよいわけではありません。大規模駅の場合には、駅から近い地域は繁華街である場合が多いです。そのような場合、駅からあまりに近いマンションでは住宅環境としてよくないこともあります。こうした、駅近くの環境も考えることが大切です。繁華街の場合には夜遅くまで騒音がつづきます。こうした騒音は静かな生活を邪魔しますので困ります。できるだけ静かな環境で生活したいものです。マンションを購入する場合には、駅からのアクセスと駅周辺の環境をあわせて考えることが重要になります。大きな買いものですので後悔しないようにしっかりと事前のチェックをしておくことが肝心になりますね。